しみじみ vol.2

~9月10日 wedding report~

さぁ、今日は✨

私のつたない手話を恥ずかしがることなく披露しよう。

おふたりの好きなキャラクター準備完了で会場へGO❢

1年前のブライダルフェアでたまたま声をかけたおふたりが、ろう者(手話を第一言語とする方)であったこと。

司会者は必要ないかもしれない。
ただ、必要なら私が手話を覚えればいいだけ。

そんなに簡単なことではないものの、筆談でおふたりと話をしているうちに、「少しでも役に立ちたい」「司会者としてサポートしたい」その気持ちがマスマス。まずは名刺をお渡しして必要ないならそれまでだ…と。

2023年9月10日、おふたりの晴れの日

その舞台にマイクを持って立つ私がいる。

ゲストの半数は手話のみを言語とし、ほぼ全員が手話を使いこなし、通訳士さん4名も忙しく務めをこなす中、私も「指文字できますリアクション芸人」として心の声を表情とカラダでPR(笑)

静かな雰囲気だったのでは?
いいえ♪ 
身振り手振りで大いに盛り上がり笑顔の花満開のwedding
感動的すぎるワンシーンの数々

そして私の手話司会のラストは…

おふたり
ご結婚
おめでとうございます
末永く
仲良く
幸せになってください

手話を必要とする方の日常生活は、そうでない私達の想像以上に困難があること。

音声はもちろん、通行中に車のクラクションが聞こえないながら、ろう者であることが外見ではわからないため、運転手から怒鳴られることも。

偏見にどう向き合うか、思っているけど抑えるしかない気持ちとの葛藤。

手話司会を務めるにあたり、そんな大切なことも教えてくださった手話の星野先生への感謝とともに、せっかく覚えた手話レベルをアップしようと思います。

この度、私を司会者として選んでくださった、おふたりへ

ありがとう
そして
いつかまたあいましょうね(o^―^o)